みなとみらいの産婦人科は横浜エムエムレディースクリニックへ

予防接種
Vaccination

子宮頸がんワクチン(シルガード9)

当院ではシルガード9の取り扱いがあります。
シルガード9は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。

・子宮頸がんの原因となるHPVの16.18.31.33.45.52.58型
・尖圭コンジローマの原因となるHPV6.11型
上記に対する抗体が作られます。

シルガード9は、子宮頸がんや尖圭コンジローマを予防するワクチンです。

接種スケジュールについて

十分な予防効果を得るために、1年以内に3回接種が推奨されています。
初回接種(1回目)、その2か月後(2回目)、6か月後(3回目)に、筋肉注射します。

百日せきワクチン(トリビック)

当院では、ご希望される妊婦さんへ百日咳ワクチン接種をおこなっております。

・トリビック:百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン (3種混合ワクチン)
・ワクチン接種対象者:妊娠27週から36週の妊婦さん

費用 6,600円
百日せき抗体検査 4,000円

百日せきとは、激しい咳を伴う感染症で、生後6ヶ月、特に百日せきに対するワクチン接種ができない 2ヵ月未満の乳幼児は重症化しやすく亡くなることもあります。
日本では、成人に接種可能な3種混合ワクチン(百日咳・ジフテリア・破傷風)を接種することができます。
妊娠中でも安全に接種することができます。
妊娠中に接種すればおなかの赤ちゃんに抗体が移行し、赤ちゃんは百日咳の免疫を持った状態で生まれてくることができます。

妊娠中に百日せきワクチンを接種した方でも、生まれた後の赤ちゃんの予防接種は通常通り行ってください。

「赤ちゃんを守るためにも予防接種を」 -感染経路の50%以上は同居している家族から-

RSウイルスワクチン(アブリスボ)

当院では、ご希望される妊婦さんへRSウイルスワクチン接種をおこなっております。

アブリスボ:RSウイルスワクチン(筋注)
ワクチン接種対象者:妊娠29週から36週の妊婦さん
費用 36,300円

RSウイルスはヒトからヒトに感染するウイルスで、ごく一般的なウイルスです。
2歳までにほとんどの子どもが初感染するといわれています。
初感染時には症状が重くなりやすく、特に小さく生まれた赤ちゃんや基礎疾患がある子は重症化しやすくなります。
また、生後1ヶ月未満の赤ちゃんが感染した場合は命に関わる可能性もあります。
早く生まれた赤ちゃんや基礎疾患のある子には予防薬の注射を打つことができますが、 それ以外の赤ちゃんには保険適応がありません。
妊婦さんがワクチンを接種することで、胎盤を通じて抗体が移行し、基礎疾患のない赤ちゃんをRSウイルスの感染から守ることができます。