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その他
Disease

子宮頸管ポリープ

子宮頸管より発生するポリープです。

症状

自覚症状がなく健診で指摘されることも多いですが、なかには不正出血を認める場合もあります。

治療

小さく自覚症状がない場合は経過観察可能です。
但し、約0.1%に悪性腫瘍の報告もあるため、出血やおりものの異常を認める場合、大きなものや肉眼的に悪性を疑う所見がある場合は摘出し検査の必要があります。
受診当日、摘出し検査に出せるポリープもあれば、茎が太く、摘出により大量出血が予想される場合は、手術可能な施設へ紹介させていただく場合もあります。

バルトリン腺嚢胞

バルトリン腺は腟粘液を分泌する腺で、腟の出口部分に左右1カ所ずつ開口しています。
炎症などでこの開口部が閉塞してしまうとバルトリン腺内に粘液が貯留して拡張します。これをバルトリン腺嚢胞といいます。

症状

嚢胞が小さい場合は無症状です。嚢胞が大きくなってくると腫瘤を触知します。
感染により膿瘍を形成すると疼痛により座るのも困難になることがあります。

治療

腫脹が軽度で無症状の場合は特に治療は必要ありません。膿瘍を形成し症状が強い場合には穿刺・切開や抗生剤投与を行います。
初発でも大きい嚢胞を形成した場合、再発を繰り返したり、発赤・腫脹を伴う場合は手術が可能な病院へ紹介させて頂きます。

性感染症

性感染症とは性行為と性行為に類似する行為によって感染する疾患のことです。
治療せずに放置すると骨盤内に感染が広がり、不妊の原因や、妊娠時にお腹の赤ちゃんに感染する可能性があります。

症状

おりものの異常、かゆみ、痛み、腹痛、発熱などの症状を伴うこともあれば、無症状の場合もあります。

主な性感染症

カンジダ、クラミジア、淋菌、トリコモナス、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、梅毒、HIV、B型/C型肝炎などがあります。


性感染症を予防するためには、特定のパートナーとコンドームを正しく使い、お互いに性感染症のチェックをすることが、自分も大切な相手も守ることにつながります。